転換点にきたJ-POP

現在J-POPは転換点を迎えている。主に日本国内だけの大衆音楽として発展してきたJ-POPは、従来の手法だけではその業界を支えることができなくなってしまった。2000年代に入り、その主な収入源であったCDの売り上げが激減し始めたからである。

もちろんそれは日本だけではなく世界的な現象だったのだが、日本の音楽業界はその対応で後手を踏み、業界の衰退を招いてしまう。海外の音楽業界が、売り上げ減少の主な要因であった映像配信サイト等のソーシャルメディアと敵対せず、時代の流れの中でそれら速やかに利用し始めたのとは対照的に、日本の音楽業界は従来の手法や権利を守ることに固執してしまったのだ。

それは違法でインターネット上のJ-POPを楽しむユーザーを増やし、利益をあげる機会を損失。結局自分の首を絞めることになってしまうのである。日本の有名アーティストで、その作品が音楽配信ソフトで聞けるようになったのがごく最近、という例は数多く存在する。

また一部のアイドルはCD売り上げに固執し、CDにそのアイドルと直接握手できる「握手券」を特典として付与することで売り上げの減少を防いだが、音楽そのものの魅力を無視した商法にはやはり限界があると言わざるを得ない。

そんな状況で今J-POPは一体どこへ向かうのか?そしてどこへ向かうべきなのか?